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ファーウェイのCFO=最高財務責任者の孟晩舟氏は、今月1日、アメリカの要請によってカナダの空港で逮捕され、カナダの検察当局は制裁下のイランとの取り引きをめぐる詐欺の疑いがあると主張しています。

これについて、ホワイトハウスのクドロー国家経済会議委員長は9日、FOXニュースに出演し、「非常に重要な問題だ。ファーウェイがイランに対する制裁に違反していたのは証拠から明らかだ」と述べました。

議会でも強硬な対応を求める声が共和・民主、両党の議員から上がっていて、共和党のルビオ上院議員はCBSテレビに出演し、「ファーウェイはアメリカの安全保障を脅かしている」と指摘し、アメリカ企業との取り引きや、アメリカでの営業を禁じるべきだと訴えました。

また、中国との通商協議のアメリカ側の責任者を務めるライトハイザー通商代表はCBSテレビに出演し、今後の協議では、中国によるアメリカの知的財産の侵害の問題も含め、90日以内に検証可能な結論を出す必要があると強調し、ファーウェイをはじめとする中国企業の問題について対応を求めるものとみられます。

今回の逮捕を受けて、アメリカでは、中国の企業が安全保障上の脅威になるという警戒感が一層強まっていて、米中関係の悪化は避けられない見通しです。

ファーウェイのCFO=最高財務責任者の孟晩舟氏は、今月1日、アメリカの要請によってカナダの空港で逮捕され、カナダの検察当局はアメリカの制裁下のイランとの取り引きを巡って詐欺の疑いがあると主張しています。

この事件について中国外務省は9日、楽玉成次官が北京駐在のアメリカのブランスタド大使を呼び、アメリカはカナダ当局に孟氏を拘束するよう不当に要求し強く抗議したと発表しました。

この中で楽次官は「今回の件に断固として反対し、アメリカが中国の厳正な立場を必ず重視して、直ちに誤ったやり方を正し逮捕状を撤回するよう強く促す」としています。

そして、「中国は今後、アメリカの行動を見極めてさらなる対応を取る」として今後の対応によっては対抗措置を取る可能性も示唆しました。

孟氏をめぐっては、カナダの裁判所で7日、勾留を続けるかどうかの審問が行われ、結論が出なかったため、10日に再開されることになっています。

こうした中、中国外務省は8日も北京駐在のカナダの大使を呼び直ちに釈放するように強く抗議するなど、この問題を重視する姿勢を示しています。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/12/09/200230(中国 カナダ大使呼び「直ちに釈放を さもなくば…」)