欧州で反ユダヤ主義高まる - EU調査、38%が転居検討https://t.co/pzpi42hOW2
— 共同通信公式 (@kyodo_official) 2018年12月11日
欧州連合(EU)基本権機関は10日、欧州のユダヤ人の89%が反ユダヤ主義がこの5年で高まったと感じ、38%が安全な地域への転居を考えているなどとするアンケート結果を発表した。
欧州委員会のティメルマンス第1副委員長は同日の記者会見で、反ユダヤ主義は「炭鉱のカナリア」と強調。欧州では人種差別や少数派排斥の空気が強まる時、ユダヤ人が最初に犠牲になってきたと指摘し、危機感を示した。
欧州では第2次大戦中のナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)への反省などから反ユダヤ主義の根絶を目指したが、依然実現できていない。