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スリランカでは、ことし10月、シリセナ大統領に首相職を解任された親インド派のウィクラマシンハ氏と、新たな首相に指名された親中国派の前の大統領のラジャパクサ氏が、それぞれ「自分が首相だ」と主張し、2つの大国を後ろ盾にした政治的な混乱が続いていました。

しかし、最高裁判所が議会の解散などを命じた大統領令違憲だと判断し、15日、ラジャパクサ氏が「首相職から辞任する」と表明したことで、シリセナ大統領はウィクラマシンハ氏を再び首相に指名せざるをえなくなりました。

16日、大統領府で首相に復帰したウィクラマシンハ氏の宣誓式が行われ、2か月近くにわたって続いたスリランカの政治的な混乱はひとまず収束に向かうことになりました。

ただ、シリセナ大統領は、汚職などの理由を挙げてウィクラマシンハ首相を非難し続けたほか、政治的信条や経済政策の進め方をめぐっても2人には大きな隔たりがあり、今後の政権運営は不安定な状況が続くことになりそうです。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/12/15/200234スリランカ 政治的混乱が収束に向かうか)