習近平主席が新年祝辞 国際的な影響力拡大に意欲 #nhk_news https://t.co/Pue1XWw6tH
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年12月31日
中国の習近平国家主席は、12月31日夜、国営メディアを通じて、新年の祝辞を述べました。
この中で、習主席は、権力基盤を強化して2期目をスタートさせた共産党大会などに触れて去年を振り返ったうえで、ことしは、改革開放政策を打ち出して40年になる年だとして、「改革を徹底的に進める」と強調しました。
さらに、2020年までに農村の貧困人口をゼロにするという目標に改めて言及し、貧困対策に一層力を入れる考えを示しました。
そして、習主席は、外交について、「中国は、責任ある大国として、国連の権威と地位を堅く守り、国際的な義務と責任を積極的に果たす」と述べ、アメリカのトランプ政権が、自国第一主義を掲げるなか、中国が提唱する巨大経済圏構想「一帯一路」や、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」を遵守していくことなどを通じて、国際的な影響力を拡大することに意欲を示しました。