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チュニジアでは7年前、民主化を求める市民の抗議デモによって、20年余り続いた独裁政権が崩壊に追い込まれ、この動きは、「アラブの春」として独裁体制にあった周辺の国々にも広がりました。


チュニジアでは今月から政府がガソリンに対する補助金を減らすなど緊縮策を実施したことに反発する市民の抗議デモが全土に広がっていて独裁政権の崩壊からちょうど7年となる14日も首都チュニスの中心部で市民数百人が、デモ行進を行いました。


チュニジアは、民主化に向けたプロセスが進み、「アラブの春」を経験した国の中で唯一の成功例とされる一方、相次いだテロの影響で主要産業である観光業が低迷し、若者の失業が深刻な問題になっています。


デモが行われた場所の近くでは、与党の支持者らが独裁政権の崩壊を祝うために集まっていて、デモの参加者との間で口論になる一幕もありました。


デモに参加した大学生は「政府は約束した目標を実現するために何もせず、生活は以前より苦しくなっている」と話していました。
デモの参加者は、政府が緊縮策を撤回するまで抗議を続ける構えで、チュニジアは経済の立て直しが重い課題となっています。

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