パレスチナ議長 トランプ大統領の支援凍結の警告に反論 #nhk_news https://t.co/CjgX0vIXBx
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年1月14日
アメリカが先月、中東のエルサレムをイスラエルの首都と一方的に認めたことに対し、パレスチナの国際的な代表機関であるPLO=パレスチナ解放機構の中央評議会は対抗措置を決めるため14日夜、パレスチナ暫定自治区のラマラで初日の会合を開きました。
会合の冒頭、アッバス議長は、アメリカのトランプ大統領がイスラエルとの和平交渉に応じなければパレスチナ支援を凍結すると警告したことに対し、「全くとんでもないやつだ。パレスチナが交渉を拒んだことはないし、そもそも、いつまともな交渉があったのか」と強い調子で反論しました。
また、アッバス議長は「アラブ諸国でエルサレムのために抗議デモを行ってくれる人がもはや1人もいない」と不満を示したほか、パレスチナのガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスが会合を欠席したことにも強い懸念を示し、アラブ諸国やパレスチナ内部の足並みの乱れが浮き彫りになりました。