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シンガポールのリー・シェンロン首相とマレーシアのナジブ首相は、16日、シンガポールで会談し、シンガポールとマレーシア側の国境の町、ジョホールバルとを結ぶ新たな鉄道路線を開設することで合意したと発表しました。


新たな路線は全長がおよそ4キロで、1時間当たり1万人の乗客を輸送することができるということで、2024年末までに運行を始める計画です。


マレーシア政府によりますと、2か国の間では1日当たり30万人以上の市民が往来していますが、在来線は混雑が激しく、車で国境を越える場合も渋滞のピーク時には4時間ほどかかることもあるということです。


シンガポールの経済成長を背景に、シンガポールで働くマレーシア人や、より物価の安いマレーシアで買い物をするシンガポール人が増加し、輸送量の拡大が求められていました。


両国の政府は、新たな交通手段を設けて人の往来を円滑にすることで、両国の市民の交流や経済の活性化につなげたい考えです。