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安全保障政策を担当する薗浦総理大臣補佐官は、インドの首都ニューデリーを訪れ、17日、インド政府の関係者や世界の政財界のリーダーが出席したフォーラムで講演を行いました。


「自由で開かれたインド太平洋戦略」は、中国が海洋進出を活発化させていることを念頭に、インド洋から太平洋にかけての海域で法の支配や航行の自由などを重視する安倍総理大臣が提唱した外交戦略です。


講演の中で薗浦補佐官は、この外交戦略について「日本が目指すものは、この地域の安定と繁栄だけでなく、国際社会全体の安定と繁栄だ。この戦略は、ビジョンに同意するすべての国に開かれている。インド太平洋が自由ではなく、開かれなくなったら、われわれは一致して声を上げなければならない」と述べて、戦略の実現に向けて理解と協力を求めました。そして「インド洋に面し、ASEAN各国と関係強化を進めているインドの役割は極めて重要だ。日本、インド、アメリカ、オーストラリアの連携も必要で、一方的に現状の変更を試みる動きを制止しなければならない」と訴えました。