https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com


北朝鮮外務省は今月18日にピョンヤンで開かれたレセプションで、駐在する国連機関の代表らと中国大使が北朝鮮への人道支援物資の輸送について意見を交わしたと、21日、ホームページで発表しました。


このなかで「わが国への人道支援物資の提供で難関が生じている」と主張したうえで、中国の大使は「中国は人道分野の協力で支障を来すようなことはしない」と発言したとしています。


これに対して国連機関の代表らは「支援物資や設備が中国側の措置によって輸送が遅れたり、納入できなくなったりしているのは厳然たる事実だ」と述べたとしています。


北朝鮮は去年、国連安全保障理事会などの制裁は不当だとして、「制裁被害調査委員会」を設けたと公表し、「国連機関の送金ルートが遮断され、物資の納入が遅れている」と主張していました。北朝鮮としては、国連安保理の決議による制裁が人道支援にまで影響していると強調し、中国への不満を示したものと見られます。