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ペンス副大統領はエジプトに続いて訪れたヨルダンの首都アンマンで21日、アブドラ国王と会談しました。


アメリカのメディアによりますと、ペンス副大統領は会談の中で、暗礁に乗り上げている中東和平交渉の再開に努力することを約束したということで、そのうえでトランプ大統領エルサレムイスラエルの首都と認めたことへの理解を求めたものと見られます。


これに対してアブドラ国王は、エルサレムが将来のパレスチナ国家の首都になるという従来の立場を強調したうえで、「エルサレムは地域の平和にとっての鍵だ」として、トランプ大統領の決定に懸念を示したということで、議論は平行線に終わったもようです。


ヨルダンはイスラエルと国交のある数少ないアラブの国の1つですが、国内に多くのパレスチナ難民を抱え、21日にもアメリカ大使館の前で抗議デモが行われました。


このあと、ペンス副大統領はイスラエルを訪れてネタニヤフ首相と会談する予定ですが、パレスチナ側が反発を強めるのは必至で、抗議行動が激しくなることも予想されます。

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アメリカのトランプ大統領が先月、エルサレムイスラエルの首都と認めたことに反発して、PLO=パレスチナ解放機構アッバス議長は、アメリカは和平交渉での仲介役の資格を失ったとして、アメリカを外して国連やロシア、中国を新たな仲介役とする交渉の枠組みづくりを目指すと主張しています。


こうした中、イスラエルのネタニヤフ首相は21日夜、エルサレムで開かれた会合で「和平交渉でアメリカの指導力に代わるものはない。アメリカと話ができない者は和平を望んでいないとしか思えない」と述べ、アメリカを仲介役から外した和平交渉は到底受け入れられないという考えを示しました。


また、ネタニヤフ首相はアメリカのペンス副大統領がイスラエルに到着したことについて、「イスラエルにとって偉大な友人を歓迎し、さまざまな意見を交換したい」と述べ、アメリカのエルサレムをめぐる対応が国際社会の反発を招く中、イスラエルは後ろ盾とするアメリカとさらに緊密に連携していく姿勢を強調しました。


中東を歴訪中のアメリカのペンス副大統領は22日、エルサレムでネタニヤフ首相と会談しました。


冒頭、ネタニヤフ首相が先月、アメリカがエルサレムイスラエルの首都と認めた決定について「この決定に貢献してくれたあなたをはじめトランプ政権に感謝したい」と述べると、ペンス副大統領は「イスラエルの首都であるエルサレムに来ることができて大変光栄だ」と応じトランプ大統領の決定を改めてアピールしました。


会談では、アメリカ大使館をエルサレムに移転する方針を示したことについてペンス副大統領が詳しく説明したと見られます。


また、トランプ大統領の決定に対しパレスチナ側が強く反発し、連日、抗議デモを続けるとともにアメリカを仲介役とする和平交渉には一切応じないと主張している状況についても、今後、どのように対応していくか、協議したものと見られます。


これに対して、パレスチナ側はペンス副大統領の訪問に合わせて23日、大規模な抗議デモを呼びかけていて、イスラエル軍との間で衝突が拡大することも予想されます。