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河野外務大臣と中国の王毅外相の会談はおよそ3時間半にわたって行われました。


そして、日中両国が地域や国際社会の平和と繁栄のためにともに責任を果たすことが重要で「互いに協力のパートナーであり互いに脅威とならない」という、ことし締結から40年となる日中平和友好条約の精神を改めて確認しました。


そのうえで、両国の首脳による相互往来を着実に進めていくことが重要だとして、まずは、日本側がことし春ごろの開催を目指す日中韓3か国の首脳会議に合わせて李克強首相の日本訪問を具体的に調整していくことで一致しました。


一方、先に中国海軍の潜水艦が沖縄県尖閣諸島沖の接続水域を浮上しないまま航行したことを受け、河野大臣が「東シナ海を『平和・協力・友好の海』とすべきであり、日中関係の改善を阻害しかねない事態を引き起こすべきではない」と述べ、再発防止を強く求めました。


また、北朝鮮情勢について河野大臣が、北朝鮮の政策を変えさせるためにも引き続き圧力を高めていく必要があると協力を求め、両外相は国連安保理決議を完全に履行し朝鮮半島の非核化に向けて連携していくことで一致しました。


さらに、中国で働く日本の駐在員などが社会保険料を二重に支払わなければならない問題を解消するため、両国間で協定を締結することで実質合意しました。


このあと、河野大臣は日本時間の午後6時ごろから、李克強首相とも会談しました。