https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com


中国の政治協商会議は、共産党の指導下にある各政党や少数民族の代表、それに企業経営者など、各界の代表らも参加する国政の助言機関で、政府人事や重要政策を決める全人代全国人民代表大会と並行して開かれていました。

会議は最終日の15日、政治協商会議の最高規則である規約の改正が行われ、習近平国家主席の指導思想を、習主席の名前を冠した形で明記した規約の改正案を採択しました。


このほか、国家主席の任期を2期10年までとしてきた規定を撤廃した憲法について「中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現に向け憲法上の保障を与える」などと意義を強調した政治決議も採択されました。


このあと会議では、政治協商会議のトップに14日に就任した共産党序列4位の汪洋主席が演説し、「習近平同志を核心とする党中央と緊密に団結し、新時代の中国の特色ある社会主義の偉大な勝利に向け奮闘しよう」と述べ、習近平指導部のもとで団結していくよう改めて呼びかけて閉幕しました。