米 国家経済会議 委員長にクドロー氏 対中政策さらに厳しく #nhk_news https://t.co/3h1hx6MX0K
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年3月14日
ホワイトハウスは14日、先週辞任を発表した国家経済会議のコーン委員長の後任として、アメリカの経済ニュース専門の放送局CNBCテレビに出演する、経済評論家のクドロー氏を起用する人事を明らかにしました。
クドロー氏は、ニューヨーク連邦準備銀行を経てレーガン政権で行政管理予算局の幹部を務めたほか、大手投資銀行のチーフエコノミストなどを歴任しました。
クドロー氏は14日、CNBCテレビに出演し、中国との貿易問題について、「中国は貿易ルールを守っておらず、罰を受けるのは当然のことだ」と述べ、知的財産の侵害の問題などで中国に厳しい措置を講じることが必要だという考えを強調しました。
クドロー氏の起用によって、トランプ政権は貿易の不均衡の是正に向けて中国に対する厳しい姿勢をさらに強める見通しです。
一方、鉄鋼製品などへの異例の輸入制限措置をめぐってクドロー氏は「すべての国に関税を課すことは好まない。友好的な国を罰するべきではない」と述べ、日本やEU=ヨーロッパ連合は、非関税障壁の撤廃に向けた交渉を行うなら、対象から外すべきだという考えを示しました。