中国共産党 「党規約」改正へ 習主席の権威 一段と強化か #nhk_news https://t.co/6AjzG9t28Y
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年9月10日
国営の新華社通信によりますと、中国共産党は9日に政治局会議を開き、来月16日から開かれる党大会で最高規則にあたる「党規約」を改正し「重大な戦略思想」を盛り込むことを決めました。
前回 5年前の党大会では「党規約」に「習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想」という習近平国家主席の名前を冠した形で、指導思想が党規約の中でも最も重要な「行動指針」として盛り込まれました。
今回の党大会では69歳の習主席が68歳以上は指導部を引退するという慣例を破り党のトップとして異例の3期目入りするかが焦点で、香港メディアは習主席の権威を一段と強化するため指導思想の名称を「習近平思想」に省略するという見方を伝えています。
党規約に盛り込まれている指導思想で個人の名前に「思想」がついているのは「建国の父」とされる毛沢東の「毛沢東思想」だけで、「習近平思想」が党規約に明記されれば、習主席の権威が毛沢東に並ぶことになります。
香港”絵本で扇動”として出版の5人に禁錮1年7か月の実刑判決 #nhk_news https://t.co/lMrQ5JBIKm
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年9月10日
政府に批判的な言論に対する統制が強まっている香港で、絵本を出版し政府への憎悪をあおったとして扇動の罪に問われていた男女5人に対し、裁判所は禁錮1年7か月の実刑判決を言い渡しました。
この裁判は、香港の言語療法士でつくる労働組合のメンバー男女5人がおおかみから村を守るために羊たちが団結する姿などを描いた3冊の絵本を出版し、政府に対する憎悪をあおったとして扇動の罪で起訴されたもので、5人は無罪を主張していました。
裁判所は7日、この絵本が2019年に起きた政府に対する抗議活動を扱っているのは明白だとしたうえで「中国政府をおおかみになぞらえ、香港にやってきて家を取り上げ幸せな生活を破壊すると、子どもたちに思い込ませて、政府への憎悪と不満を募らせようとしている」として、有罪判決を言い渡しました。
さらに裁判所は10日の公判で5人にいずれも禁錮1年7か月を言い渡し「被告の行為は子どもたちを洗脳するものだ」と指摘しました。
香港では、おととし反政府的な動きを取り締まる国家安全維持法が施行されたあと言論に対する統制が強まっていますが、絵本の内容が扇動罪に問われたことは波紋を広げていました。
国際的な人権団体アムネスティ・インターナショナルは7日、声明を出し「今の香港ではおおかみと羊を描いた絵本を出版すると刑務所に入れられる。判決は香港での人権が崩壊している一例だ」と批判しています。
#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制