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非正規労働者の雇用の安定を図るために同じ会社で5年を超えて働いたパートや契約社員といった有期雇用の労働者が、希望した場合に、期間の定めのない無期雇用に切り替えることを企業に義務づける制度が1日から始まります。


この制度は、10年前のリーマンショックの際主に製造業で非正規労働者が契約を更新されずに雇い止めを通告されるケースが相次いだことなどから、6年前に改正された労働契約法で定められたもので、非正規労働者の雇用の安定を図ることが目的です。


制度では、パートや契約社員など契約期間に期限がある有期雇用の労働者が同じ会社で5年を超えて働いた場合、本人が希望すれば無期雇用に切り替えることを企業に義務づけます。


厚生労働省によりますと、有期雇用の非正規労働者はおととしの時点で全国で1400万人に上るということです。


制度の開始を控えて一部の大学や企業などでは企業が更新を拒否する雇い止めが相次いでいて、厚生労働省は「制度の開始以降も指導や啓発を行っていきたい」としています。