ガザ地区で取材の記者が死亡 イスラエル兵に銃で撃たれる #nhk_news https://t.co/n49wKG1Duk
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年4月8日
パレスチナのガザ地区のイスラエルとの境界近くで、パレスチナ難民による抗議活動を取材していたパレスチナ人記者のヤーセル・ムルタジャさん(30)がイスラエル兵に銃で腹を撃たれ、病院に搬送されましたが、7日、死亡しました。
現地からの映像では、ムルタジャさんは、搬送された当時、報道関係者であることを示す「PRESS」と胸に大きく書かれた青いベストを着ていて、目撃者によりますと、抗議活動の様子を撮影していたということです。
ガザ地区では、イスラエルの建国70年に合わせて、パレスチナ難民やその子孫が、先週から故郷への帰還を求める抗議活動を始めていて、これに対するイスラエル軍の発砲でこれまでに少なくとも20人が死亡しています。
ジャーナリストの国際団体「国境なき記者団」のデロワール事務局長は、自身のツイッターで、「報道機関であるベストを着ていたにもかかわらず、発砲されたのは明らかに意図的だ。発砲したイスラエル軍に抗議するとともに、加害者の調査を求める」とコメントしています。
一方、イスラエル軍は「意図的に記者を標的にしたことはない」としています。