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イスラエル軍は12日、パレスチナ暫定自治区ガザ地区空爆を行い、敵対するイランとのつながりが深い武装組織「イスラム聖戦」の幹部を殺害し、これに対し、「イスラム聖戦」は報復として、商業都市テルアビブなどに向けてこれまでに190発のロケット弾を発射しました。

イスラエル側は、ミサイル防衛システムで多くのロケット弾を迎撃していますが、ガラスの破片が体に刺さったり避難する際に転倒したりして市民22人がけがをしました。

一方、パレスチナ側は、イスラエル軍による空爆でこれまでに戦闘員5人が死亡したほか、巻き添えになって市民2人が死亡しました。

イスラエルのネタニヤフ首相は12日、「この軍事作戦はしばらく時間がかかるかもしれず、根気が必要だ」と述べるなど、強硬な姿勢を崩していません。

ネタニヤフ首相は最近、連立交渉に失敗するなど苦境に立たされていることから、地元メディアの間からはネタニヤフ首相が軍事作戦によって安全保障上の危機を作り出し、これを利用して野党勢力を抱き込んだ統一内閣を樹立し、政権の存続を図ろうとしているのではないかという見方も浮上しています。

反政府デモが続くレバノンで12日深夜、首都ベイルートの郊外でデモ隊と軍との間で衝突があり、現地メディアによりますと、デモに参加していた男性1人が死亡しました。

レバノン軍は声明を出し「道路を封鎖していたデモ隊との間で衝突が発生し、兵士の1人がデモ隊を排除するために発砲せざる得なかった」と認めたうえで、この兵士を拘束して当時の状況を調べていることを明らかにしました。

現地メディアは、死亡した男性は妻や幼い子どもの目の前で撃たれたと伝えていて、SNS上で抗議のデモが呼びかけられるなどデモの参加者は強く反発しています。

レバノンでは財政難に苦しむ政府がスマートフォンのアプリによる通話に課税する方針を打ち出したことをきっかけに、先月下旬から反政府デモが続いており、軍による排除で死者が出たことで混乱の拡大が懸念されます。

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