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なぜ今回、側近の日誌に注目したのか。それは、近現代史の重要な事実の多くが、国家の中枢にいた人たちが保管していた文書や、重要人物の周辺にいた人の日記など、個人の資料から明らかになってきたからです。


それは皇室も同じ。昭和天皇崩御後、元侍従長や元宮内庁長官などの日記やメモの内容が明らかになり、昭和天皇や昭和史に関する研究が大きく進みました。


もちろん、宮内庁には側近などが記した公的な記録がありますが、4年前に公開された公式記録集「昭和天皇実録」でも、記述の根拠として元側近の日記などが数多く使われています。重要な立場にいた人物の日記探しは、歴史の新たな1ページを探す旅でもあるのです。

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