【将来の天皇をどう育てるか 元側近の日誌で明らかに】
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年5月9日
天皇陛下の歩みの原点が、陛下につかえた元東宮侍従の日誌から浮かび上がりました。https://t.co/fHCD67xKmJ
なぜ今回、側近の日誌に注目したのか。それは、近現代史の重要な事実の多くが、国家の中枢にいた人たちが保管していた文書や、重要人物の周辺にいた人の日記など、個人の資料から明らかになってきたからです。
それは皇室も同じ。昭和天皇の崩御後、元侍従長や元宮内庁長官などの日記やメモの内容が明らかになり、昭和天皇や昭和史に関する研究が大きく進みました。
もちろん、宮内庁には側近などが記した公的な記録がありますが、4年前に公開された公式記録集「昭和天皇実録」でも、記述の根拠として元側近の日記などが数多く使われています。重要な立場にいた人物の日記探しは、歴史の新たな1ページを探す旅でもあるのです。