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イタリアでは、ことし3月に行われた議会選挙で新興政党の「五つ星運動」と、右派政党の「同盟」が躍進し、この2つの政党の推薦を受けた、法学者のジュゼッペ・コンテ氏が23日、マッタレッラ大統領から新たな首相に指名されました。


これを受けて、コンテ氏は新政権の組閣作業を進め、27日、閣僚の任命権限を持つマッタレッラ大統領に閣僚候補を提示しましたが、このうち、経済財務相について、マッタレッラ大統領は「単一通貨ユーロからの離脱を主張しておりふさわしくない」として拒否しました。


テレビ演説を行ったマッタレッラ大統領は「イタリアをユーロから離脱させることは、イタリアのためにEUを改革することとは大きく違う」と説明しました。コンテ氏は首相を辞退する意向を示し、イタリアでは再び、政権発足の見通しがたたない事態となっています。


こうした事態に対し、「五つ星運動」と「同盟」は激しく反発し、議会選挙をやり直すよう求めるなど、イタリアでは政治の混乱が続いています。