タリバン 警戒強め和平は不透明に 停戦祝う集会に自爆テロで #nhk_news https://t.co/u3mt0O3jY2
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年6月17日
アフガニスタンではイスラム教の断食月ラマダン明けの祝日に合わせて、17日までの3日間の予定で政府とタリバンが一時停戦に入っています。
しかし東部ナンガルハル州で16日、タリバンや政府の治安部隊などが一堂に会し停戦を祝う集会を開いていたさなかに自爆テロが発生し、地元政府によりますと少なくとも26人が死亡しました。
テロはタリバンと敵対関係にある過激派組織IS=イスラミックステートによる犯行だと伝えられています。
こうした集会は停戦開始後各地で開かれ、融和ムードが広がりつつありました。
しかしタリバンの報道官は17日声明を発表し「敵が停戦を利用しさらに不都合なことが起きるおそれがある」として、タリバンの戦闘員がISによるテロに巻き込まれないよう集会への参加を禁止するなど警戒感を強めています。
今回の停戦は3年前から途絶えている政府とタリバンによる和平協議の再開のきっかけになるのではないかと期待されていましたが、和平に向けた道筋は不透明な情勢となっています。