国際司法裁判所 裁判官に東大 岩澤雄司教授を選出 #nhk_news https://t.co/AuSfa4HNqR
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年6月22日
国連の主要機関の一つ、国際司法裁判所の裁判官の選挙で、任期途中で退任した小和田恒氏の後任に、東京大学の岩澤雄司教授が選ばれました。
オランダのハーグにある国際司法裁判所は、国際法によって国家間の紛争を解決するために設けられた、国連の主要機関の一つで、国連総会と安全保障理事会で行われる選挙で選ばれた15人の裁判官で構成されます。
2003年から裁判官を務めてきた元外務事務次官の小和田恒氏が、長女で皇太子妃の雅子さまが来年、皇后になられることを踏まえて、任期途中の今月7日付で退任したことを受け、22日、国連総会と安保理で補欠選挙が行われました。
立候補したのは、国際法が専門でアジア開発銀行・行政裁判所の裁判官などを務めた東京大学の岩澤雄司教授(64)のみで、事実上の信任投票となり、国連総会で加盟国193か国の過半数の184か国の支持を得たほか、安保理でも15か国すべての支持を得て岩澤氏が当選しました。
国際司法裁判所の裁判官に日本人が選ばれるのは岩澤氏が4人目です。
岩澤氏の任期は小和田氏の残りの任期が満了する2021年2月までで、当選後、岩澤氏は「国際社会における法の支配の促進は日本、および世界の利益になると考えている。日本出身の裁判官として、国際法の分野での経験を生かし全力で取り組みたい」と抱負を述べました。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180622#1529663944
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180223#1519382954