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政府の地震調査委員会は、10日に開いた会合で、先月18日に大阪府北部で震度6弱の揺れを観測した地震について検討しました。


その結果、今回の地震は、余震の発生している領域などから、震源の北側と南側にある2つの断層がほぼ同時にずれ動いて起きたとみられるとしています。


そのうえで、震源の周辺には「有馬ー高槻断層帯」や「生駒断層帯」、それに「上町断層帯」などの活断層帯がありますが、余震の発生している領域がいずれにも及んでいないことなどから、「震源の周辺にある活断層帯が動いたことを示すデータは得られなかった」という見解をまとめました。


地震調査委員会の委員長で、東京大学地震研究所の平田直教授は「活断層帯の一部が動いたという証拠は見つからなかったが、依然として地震活動は活発なので引き続き注意してほしい」と話しています。