米 連邦最高裁の判事承認めぐり与野党の攻防続く #nhk_news https://t.co/Wd1CK3iAjK
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年7月11日
トランプ大統領から新たに最高裁の判事に指名された保守派の法律家、カバナー氏は、10日、判事の承認を行う上院の議長を務めるペンス副大統領とともに、共和党の上院トップのマコーネル院内総務などと会談しました。
この中で、マコーネル氏は「大統領はすばらしい人選をしてくれた。今後数週間にわたる上院での議論を楽しみにしている」と述べ、速やかに承認の手続きに入りたい考えを示しました。
一方、野党・民主党の上院議員らは声明を発表し、シューマー院内総務は「アメリカ人のあらゆる権利を守るためにも持てる力の限りを尽くし、承認を阻止するために戦う」と述べ、全力で承認を阻止したい考えを示しました。
アメリカ議会上院は、100議席のうち現在、共和党が51議席、民主党は無所属の議員を含め49議席となっていますが、共和党議員の1人が病気療養中のため、1人でも造反すれば承認が得られない状況です。
最高裁の判事が指名されてから上院で承認が得られるまで、通常70日程度かかるとされていて、ことし秋の中間選挙の選挙戦が加熱する時期と重なるだけに、今後の与野党の攻防が注目されます。