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今月6日から2日間、北朝鮮の首都ピョンヤンで行われたアメリカのポンペイ国務長官とキム・ヨンチョル朝鮮労働党副委員長による米朝の高官協議ではアメリカが、まず北朝鮮が非核化に向けた措置を取るべきだと主張し、北朝鮮の対応を求めました。


この協議について北朝鮮は15日、国営のウェブサイトに論評を掲載し、アメリカは情勢悪化と戦争を防ぐための基本的な問題である朝鮮半島に平和体制を構築することについては一切言及しなかった」アメリカを批判しました。


そのうえで、北朝鮮アメリカに求める朝鮮戦争終結宣言について、「緊張を緩和する最初のプロセスだ。互いの信頼と尊重に基づき、段階的かつ同時の行動によって誠意を示すべきだ」として、朝鮮戦争終結宣言についてアメリカは協議に応じるべきだと改めて主張しました。


米朝協議をめぐっては、アメリカが完全な非核化の実現まで制裁による圧力をかけ続ける姿勢を取るのに対し、北朝鮮は双方の信頼を醸成する措置を優先させるべきだと反発しており、今後の協議は難航することも予想されます。