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アメリカのトランプ大統領は、北朝鮮キム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長との2回目の首脳会談について、31日、ホワイトハウスで記者団に対し「場所は予想がついていると思うが、2月末に首脳会談を行う」と述べました。

トランプ大統領は、このあとホワイトハウスで行われた会談の冒頭で、会談の具体的な日程や開催地について質問されたのに対し、「おそらく一般教書演説で発表することになる」と述べ、今月5日に行われる、今後1年の施政方針を国民に示す一般教書演説で明らかにするという見通しを明らかにしました。

2回目の米朝首脳会談をめぐっては、ポンペイ国務長官が30日、「アジアのどこかで行う」と述べていて、開催地として、ベトナムなどが有力視されています。

北朝鮮問題を担当するアメリカのビーガン特別代表は、今月3日から韓国を訪問するのに合わせて、北朝鮮の当局者と協議を行う予定で、非核化に向けた具体的な進め方をめぐって、北朝鮮側とどのような合意ができるのかが注目されています。

アメリカのビーガン特別代表は31日、アメリカの大学で北朝鮮政策について講演しました。

この中で、ビーガン氏は北朝鮮が核施設の閉鎖の見返りとしてアメリカに相応の措置を求めていることに関して、「信頼醸成につながるさまざまな措置について話し合う用意がある」と述べ、見返りをめぐる協議に応じる考えを初めて示しました。

その一方で、ビーガン氏は「非核化の完了に向けては、大量破壊兵器とミサイル計画の包括的な申告を行い、全体像が完全にわかる必要がある」と述べ、北朝鮮核兵器の申告と核施設の査察を受け入れる必要があると改めてくぎを刺しました。

ビーガン氏は経済制裁については、非核化が実現するまで解除しないと強調しましたが、アメリカでは、北朝鮮から非核化に向けた措置を引き出すために何らかの譲歩を行うのではないかという見方が強まっており、今月下旬に予定されている米朝首脳会談を前に、来週の実務協議の行方が注目されます。

講演の中でビーガン特別代表は、先月、北朝鮮のキム・ヨンチョル副委員長が訪米した際に同行していた北朝鮮の新しい実務責任者、キム・ヒョクチョル氏と初めての実務協議を行ったと明らかにしました。

キム・ヒョクチョル氏はスペイン大使を務め、先月、トランプ大統領とキム副委員長との面会にも同席しています。

協議についてビーガン氏は「今後の実務協議の最初のステップとなる生産的で焦点を絞った協議だった」と述べ、今後、両者の間で北朝鮮の非核化の進め方など、具体的な措置を話し合っていくとしています。

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