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来週18日から予定されている南北首脳会談を前に、アメリカで北朝鮮問題を担当するビーガン特別代表が先月の就任後初めて日本を訪れていて、14日、河野外務大臣と会談しました。

会談で河野大臣は、非核化をめぐる米朝間の協議が進展するよう最大限協力する考えを伝え、韓国も含めた3か国で緊密に連携していく方針を確認しました。

そして、北朝鮮が求める朝鮮戦争終戦宣言については、北朝鮮が非核化に向けた具体的な行動をとるまでは応じるべきではないという認識で一致しました。

また河野大臣は拉致・核・ミサイルの問題を包括的に解決し、国交正常化が実現すれば経済協力も行うとする日本の立場を説明し、理解を求めました。

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https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/09/13/192551習近平「彼らが朝鮮半島の非核化と平和に向けたプロセスの取り組みを進めることに協力する」)


国連の安全保障理事会は、今月初め、北朝鮮への制裁の実施状況をまとめた専門家パネルによる報告書を公表する予定でしたが、ロシアの反対で公表できなくなっていて、アメリカは、ロシアがみずからの制裁違反を示した報告書を書き換えるよう圧力をかけたと指摘しています。

これについて、アメリカのポンペイ国務長官は14日に開いた会見で、「ロシアは制裁決議を故意に損なおうとしている。報告書は1国がことばを起草したり書き加えたりしてはならない」と述べて批判しました。

そのうえで、ポンペイオ長官は「朝鮮半島は完全に非核化されるべきで、その非核化は、キム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長が北朝鮮の将来に対する考え方を戦略的に変えたと世界にわかる形で行われるべきだ。トランプ大統領はこのことをキム委員長に確信させようとしており、制裁はそのために重要だ」と述べ、国際社会による制裁の着実な実施が必要だという考えを改めて強調しました。

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