團遥香(DAN HARUKA:「久しぶりの衣装〜〜? 夏はやっぱりカラフルな服着たいっ。 #思いっきり髪をかきあげてます。 #髪切ろうかなぁ?」
P199
その間、僕はずっと「水師営の会見」の歌の意味を考え続けていた。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180713#1531479057(団藤重光の主体性と間主体性の理論)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180708#1531047947
P6
虎より兎が良いか、兎より虎が良いか、よく判らないが、兎に角、去年最大の嫌悪を僕が催したのは、年末に起きたアメリカ・イギリス両国のイラク攻撃だった。折しもクリントン米大統領の淫行とそれに関しての大陪審での偽証がアメリカ議会の大統領弾劾訴追決議に傾く最中、イギリスを巻き込んで、国連安全保障理事会の決議も経ずして大統領命令で行われたこの攻撃は、各国への諒解、通知も無く、その慌ただしさから、如何にも弾劾訴追決議を妨害し、国民の眼を議会から外らせるための行為である印象を世界に与える事となった。
P148
ロンドンの終りの二日間は、中学生になった御褒美にイギリスの家庭に三週間
のホーム・ステイをしていた孫の飛鳥とクラスメートの寺田悠紀ちゃんを連れて楽しく街を歩いた。ステイを引き受けて呉れたロンドンの家庭の主婦は仲々良い
指導をして呉れていて、二人は既にロンドン動物園にも、王立キュー・ガーデンの植物園にも、そして大英博物館には二度も行っていたばかりか、テームスの川下りもしていた。無論ロンドン塔も見ている。そこで僕のチョイスはテート・ギャラリーであのターナーの光の渦を見せる事、水の上のオフェリアの姿を見せる事、ストランドの“シンプソン”で名代のロースト・ビーフの味を、ピカデリーに近いスワロー・ストリートの“ヴィーラスワミー”の印度カレーの味を教える事や、昔僕が下宿していた場所に近いベイカー・ストリートのシャーロック・ホームズの小説上の住居近くに今開かれているホームズ・グッズの店に買い物に行く事を楽しんだ。
今度ロンドンに来た目的は、ホーム・ステイを終えて日本に帰る彼女達と同行する事だった。可愛い孫とその友達を迎えに行く、その事が僕を心楽しくロンドンに向わせたのだった。
P164
僅かの金と生活の中での僅かの時の余裕があれば何でもして構わないと思う人間が今の日本には増えて来て、世界をじっと見詰めていると、恥ずかしくて仕方が無い。ーーー恥ずかしいという表現は随分遠慮してであって、もう少し正直に言えば、含羞の無い奴等、無遠慮な奴儕、臆面もなき奴輩で一杯になって来て、そうした者達の撒き散らす無教養の悪臭に堪えるのがやっとである。
悪臭の一端を擔っているのはTVだと思う。
#結果無価値
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KAKEN — 研究課題をさがす | イランにおける「近代」の受容と反発−テヘラン現代美術館の変遷が映し出すもの− (KAKENHI-PROJECT-12J09496)
社会に生きる個人にとって、一番身近であるべき哲学と構造を学べる面白い学問だと感じ、政治学を専攻。表現芸術にも興味があり、さまざまな分野のパフォーマンス、コンサート、お祭りなどにも積極的に足を運ぶ。ロンドンでは、大英博物館、広大な緑を有する公園、他人の目を気にしすぎない社会の雰囲気が大好き。
ロンドンの小さなホテル前にて。#涼しげな写真をどうぞ pic.twitter.com/pXrgb3tjLW
— 山中俊治 Shunji Yamanaka (@Yam_eye) 2018年7月20日
https://pbs.twimg.com/media/DihE6mJVsAErTAu.jpg
Since we live in an age of innovation, a practical education must prepare a man for work that does not yet exist and cannot yet be clearly defined.
— 山中俊治 Shunji Yamanaka (@Yam_eye) 2018年7月20日
イノベーションの時代の実戦教育は、未だ存在せず明快には定義できない仕事のための人材を育てるものでなくてはならない。(P. ドラッカー)
文学、演劇、歌舞伎、映画、絵画、彫刻、写真と芸術文化についてだけではなく、皇室を初め政治、経済、科学と國の内外、各界から素晴らしい人々が活躍された時代でもあったからこそ、先生と邂逅された人々との人名網羅の意義が大きいと言わねばなりません。
、「パイプのけむり」27巻には、それらの人々との出会いが克明に描かれています。
世の中にごまんとあるエッセイと比較することは非常に僭越になるのかも知れませんが、膨大な文章の中に人と歴史的事実の関わりが鮮明に映し出されていて、後の世代への示唆、警告をも含めて正当な思想が継承されていけば先生の理想が叶う事になるのです。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180718#1531910642
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180716#1531738248