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発表によりますと、NTTドコモは、配車アプリの「全国タクシー」を展開する配車サービスの最大手「JapanTaxi」に22億円余りを出資することで合意しました。


この配車アプリはスマートフォンのアプリを使って近くにいるタクシーを呼び出す仕組みで、全国のタクシーの4分の1にあたるおよそ6万台が登録されています。


NTTドコモは今回の提携で、タクシー料金の支払いに自社で開発したQRコード決済を導入するほか、乗車の需要を予測するシステムの開発でも協力するとしています。


配車サービスをめぐっては、ソフトバンクグループが今月、中国最大の配車サービス「滴滴」と新会社を設立し、ことし秋から日本でサービスを始めると発表しています。NTTドコモによる今回の資本参加は、ライバルに対抗する狙いがあるものとみられ、タクシーの配車サービスをめぐる競争が激しくなりそうです。