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日本ボクシング連盟山根明会長は3日朝、一連の問題についてNHKの電話インタビューに応じました。


この中で、リオデジャネイロオリンピックに出場したボクシングの選手に対して、JSC=日本スポーツ振興センターが交付した助成金の一部が日本ボクシング連盟の指示で別の選手に渡ったとされる点について、「助成金については私が指示したことは事実で、ものすごく軽はずみなところがありました。選手に助成金が渡るというので、別の選手に渡すよう簡単に指示してしまった。反省はしています」と助成金の不適切な流用について認めました。


また、3年前の全日本選手権で連盟が特定の選手を勝たせないよう促したととられる発言をするなど、審判の不正を主導したとされることや、公式試合で山根会長などの指示に従わずに判定を下した審判員をどう喝したなどと指摘されていることについては、「そのようなことは全然ありません。ありえません。どう喝をしたこともありません。審判委員会のメンバーにも話を聞いてください」などと全面的に否定しました。


今回、全国のボクシング関係者が12の項目について問題を指摘し、スポーツ庁などに調査や連盟の処分を求めていることに対し、山根会長は「連盟の落ち度があって起きているわけではありません」としたうえで、問題の責任を取って会長を辞任するかどうかについては、「進退とかは関係ありません。辞任は考えていません」と述べました。

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