https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com


ジョエル・ロブションさんは、1945年、フランス西部のポアチエに生まれ15歳から料理の道に入り、29歳で有名なホテルの総料理長にのぼりつめました。


その後、世界各地にフランス料理の店舗を展開し、フランスのレストランのガイドブック「ミシュランガイド」で最高ランクの3つ星を含め、獲得した星が最も多い料理人の1人として知られています。


とりわけ日本との関係は深く、東京でも「ジョエル・ロブション」の名前を冠した店舗を次々とプロデュースするなど、「フレンチの神様」として親しまれてきました。


フランスのメディアによりますと、ロブションさんは1年ほど前にすい臓がんの手術を受けたあとも食への情熱を持ち続け、ことし5月には日本酒とフランス料理を楽しめるレストランをパリに開くため、山口県岩国市の酒造メーカーを訪れていました。


ロブションさんの事務所によりますと、6日、スイスのジュネーブで亡くなったということです。73歳でした。

ジョエル・ロブションさんは日本料理に関する知識が深く、数年前には山口県岩国市で生産されている日本酒「獺祭」と出会いました。


そのフルーティーな味わいと芳じゅんな香りにひかれ、「新たなフランス料理を作ることができると確信した。私の作る料理に心憎いほど寄り添った酒だ」と周囲に話していました。


そして、ことし5月には実際に岩国市の酒蔵を訪れ酒米を蒸したり発酵させたりする様子を熱心に視察しました。


さらにその翌月には、フランス・パリの1等地に酒造会社と共同で、フランス料理を楽しみながら日本酒を堪能できるレストランをオープンさせたばかりでした。


ロブションさんは生前、NHKの取材に対し「日本酒とフランス料理の組み合わせは新たな料理の可能性を引き出すことができる。フランスでも日本酒の知名度を上げたい」などと話していました。

ジョエル・ロブションさんが特に気に入っていた日本酒「獺祭」を製造する山口県岩国市の「旭酒造」の桜井一宏社長は「おいしいもので人を幸せにすることを続けてきた人で、現場ではスタッフの雰囲気や態度にまでいつも気を配っていました。とても尊敬していたので死去の知らせを聞いて非常にショックです。日本酒を世界に広めることはロブションさんと共有した夢だったので、これからも続けていきたい」と話しています。

フレッシュトマトソースのニョッキ レシピ 土井 善晴さん|【みんなのきょうの料理】おいしいレシピや献立を探そう

【きょうの料理】フレッシュトマトソースのニョッキ(土井善晴) - 作ってみた!

【きょうの料理】フレッシュトマトのミートスパゲッティ(土井善晴) - 作ってみた!