北朝鮮「米兵遺骨返還は信頼築く措置」と意義を強調 #nhk_news https://t.co/muzpVEGHym
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年8月6日
北朝鮮は米朝首脳会談での合意を受けて先月、朝鮮戦争の休戦協定が結ばれてから65年の節目に合わせて、朝鮮戦争で亡くなったアメリカ兵55人分の遺骨を返還しました。
これについて北朝鮮のメディア「メアリ」はウェブサイトに6日付けで論評を掲載し「アメリカとの間に信頼を築くための意味ある措置で、首脳会談での合意を誠実に履行しようとする努力が生んだものだ」として意義を強調しました。
そのうえでアメリカに対して「現在の対話の流れを今後も推し進めていこうとするなら、時代錯誤の制裁と圧迫をやめるべきだ」と訴えました。
米朝交渉をめぐって、北朝鮮はみずからの体制の保証につながることからアメリカに対して朝鮮戦争の終戦宣言について協議に応じるよう求めていますが、アメリカは非核化に向けた具体的な措置を先に取るよう求めていて、双方の立場の隔たりが浮き彫りになっています。
北朝鮮としては、合意を着実に履行している姿勢をアピールすることで米朝交渉のこう着状態を打開したい意図があるものとみられます。