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FRBは22日、今月1日まで開いた金融政策を決める会合の議事録を公表しました。


それによりますと、会合では雇用や個人消費、それに企業の設備投資などが伸びていることから、アメリカ経済は力強く拡大していると判断したとしています。


そして多くの参加者が、この景気拡大が続けば「近く追加の利上げが適切になる」と指摘し、来月の会合で金利を引き上げる可能性を示しました。


ただ、すべての参加者が、アメリカと各国との貿易摩擦が景気のリスクになっていると指摘して、企業の設備投資や個人消費を冷え込ませることへの警戒感を示しました。


一方、FRBは、3年近くにわたって政策金利を1.75%から2%の範囲まで段階的に引き上げていますが、会合の参加者からは、今の金利が景気を冷やさず過熱もさせない「中立」の水準に近づいているという指摘が出されました。


これについて市場関係者の間では、利上げの局面は徐々に終わりが近づいているという受け止めが出ていてFRBが次回の会合で今後の金融政策についてどのような道筋を示すか関心が高まっています。

#FRB#FOMC