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FRBは10日、先月の会合の議事録を公表しました。それによりますと、多くの参加者が、個人消費の鈍化は一時的で、堅調な雇用に支えられて、今後、数か月は、力強い伸びが見込まれると指摘しています。

ただリスクについては、中国との貿易摩擦や、イギリスのEU=ヨーロッパ連合からの離脱協議の行方などをあげ、景気の先行きには不透明感があると指摘しています。

このため、会合の参加者の大半が、「ことしは金利を据え置くことが適切だ」と見ていることがわかりました。

一方で、一部の参加者は、アメリカ経済が見通しどおりに拡大するなら、ことしの後半には、金利を緩やかに引き上げることが適切になる可能性があると指摘しました。

FRBをめぐっては、トランプ大統領が、去年、利上げが続いたことで景気が減速したと批判し金利を引き下げるよう求めていて、金融政策の独立性が損なわれかねない事態になっています。