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北海道東部沖のサンマ漁は、主力となる大型船の棒受け網漁が今月20日に解禁され、好調な水揚げが続いています。


サンマの水揚げが全国一の根室市の花咲港では、市場が一日に受け入れられるおよそ1300トンを大きく超える水揚げの要請が漁船から寄せられていることから、28日から受け入れを制限しています。


花咲卸売市場によりますと、サンマを運ぶトラックの台数や地元の加工業者が処理できる量を超えるため、受け入れを制限せざるをえない状態だということです。


市場担当者は「これほどの豊漁は久しぶりで喜んでいる。受け入れ制限は少なくとも不漁だった去年とおととしにはなかった」と話していました。


沖合では引き続き、複数の漁船が2000トン近くの水揚げを待っているということで、市場では少なくとも、30日まで制限を続けるとしています。


近年、サンマは、資源量が減少したとみられるうえに、台湾などによる大量漁獲で、去年は漁獲量が半世紀ぶりの水準に低迷していますが、ことしはこのまま好調な漁が続けば、秋の味覚サンマが食卓にあがる回数が増えることになりそうです。