麻生副総理 中国の韓正副首相らと会談 貿易など議論 #nhk_news https://t.co/2QG8jM1Leh
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年8月30日
麻生副総理兼財務大臣は、日本と中国の財務当局の幹部らが経済協力などについて意見を交わす、「日中財務対話」の開催に合わせて中国・北京を訪れています。
対話に先立って麻生副総理は30日、中国で財政を担当する韓正副首相に続いて、貿易や経済政策を担当する中国の劉鶴副首相と相次いで会談しました。
会談では、世界経済の動向や経済政策のほか、貿易をめぐる問題についても意見を交わしました。
このうち貿易問題をめぐっては、アメリカのトランプ政権が、日本や中国などの製品に高い関税をかける貿易政策などを念頭に、保護主義的な政策はどの国の利益にもならないという認識で一致したということです。
その一方で、麻生副総理は、会談でWTO=世界貿易機関のルールに基づいた対応が必要だとも指摘し、アメリカに報復措置を取っている中国に対しても冷静な対応を求めたということです。
麻生副総理は31日、「日中財務対話」に出席して金融面での協力強化などをめぐって意見を交わし、日中両国の関係改善にはずみをつけたい考えです。