北方領土で対日戦勝利の式典 日本の抗議にロシア反発 #nhk_news https://t.co/tZnLlubRVC
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年9月5日
ロシアは、第2次世界大戦が終結した日とする、今月2日、北方領土の国後島、択捉島、色丹島で、日本に勝利したことを祝う式典を開きました。
これについて、菅官房長官は、4日の会見で「北方領土は日本固有の領土だという立場と相いれず受けいれられない」と述べて、外交ルートを通じて、ロシア政府に抗議したことを明らかにしました。
これに対してロシア外務省は、5日、「抗議に当惑している」という声明を発表しました。
さらに「日本がアジアに軍事侵略をしたことを忘れ、第2次世界大戦の結果を無視している」と批判し、大戦の結果、北方領土はロシア領となったというロシアの立場を改めて主張しました。
また声明では、「過去から学ぼうとしない日本の姿勢は、平和条約交渉の過程で深刻な障害になる」とも批判しました。
声明は来週、ロシア極東のウラジオストクで行われる予定の日ロ首脳会談を前に日本側をけん制する狙いもあるものとみられます。