ロシア軍 北方領土で軍事演習開始と発表 #nhk_news https://t.co/uETGvS52sv
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年9月29日
ロシア軍の東部軍管区は北方領土の択捉島と国後島の演習場で軍事演習が始まったと29日、発表しました。
演習には、島に駐留する部隊など1500人以上の兵士のほか、およそ200の兵器などが投入され、陸上と海上での防衛を想定して実弾射撃を伴った演習が行われるということです。
ロシアは、北方領土を含む地域を太平洋に面した軍事的要衝と位置づけ、軍の部隊が駐留する択捉島や国後島の演習場などで毎年8月から10月の間に軍事演習を繰り返しています。
ロシア軍が、菅総理大臣とロシアのプーチン大統領との初の電話会談を前に、北方領土の演習場の名前をあげて軍事演習を始めたと発表したことについて、ロシアの国際関係の専門家は、NHKの取材に対し、「日本の新しい総理大臣との外交のスタートにあわせて、ロシアの立場が変わらないことを示すものだ」と述べ、ロシア側には領土問題を巡って日本をけん制するねらいがあるとしています。
外務省幹部は、NHKの取材に対し、「今月24日に北方領土の国後島などでロシア軍による軍事演習が行われるという情報が入り、その日のうちに外務省のロシア課長から東京のロシア大使館に対し、北方領土における日本の立場に相いれないとして抗議した。現在、実際に演習が行われたのかどうか確認を急いでいる」と述べました。
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