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 が、秋篠宮家は従来、庁内では比類なき「ご難場(なんば)」として知られてきた。仕事量は言うに及ばず、宮邸を切り盛りされる紀子妃の要求なさる作業のレベルが、圧倒的に高いのである。

 秋篠宮家の事情に通じる人物が言うには、

「せっかく紀子妃殿下の悲願である増員が実現したのに、現在はその枠が埋まらない状況が続いています」

 というのも、

宮内庁の生え抜き職員や、警察をはじめ官公庁から出向してきたスタッフに対して、妃殿下が『うちの仕事には不適格です。他の人をください』と仰り、早々に交替させられることも珍しくないのです」(同)

 それゆえ、私的スタッフも含め、職員は頻繁に入れ替わるのだといい、

「過去には、妃殿下の身の回りのお世話をする職員のトップである侍女長が、着任してすぐに体調を崩し、わずか1週間で出勤できなくなったことがあった。また18年の春にも、運輸業界から転職してきた女性が、やはり仕事の厳しさについていけず、1週間足らずで辞めてしまいました」(同)

 秋篠宮家では毎朝、職員を一堂に集めた打ち合わせ、すなわち「朝礼」が行なわれており、その場では、

「殿下が同席されることもありますが、このミーティングはもっぱら妃殿下がイニシアチブをとられ、各職員に前日までの作業の報告をさせるとともに、その日の仕事内容の分担確認、注意事項などが言い渡されます。ここで妃殿下から『それは違うでしょう』『どうして分からないの』などと細かく、かつ厳しいご指導を頂くのです」(同)

 続けて、こう明かすのだ。

「記者会見で質問に答えられる時の穏やかな口調とは打って変わり、宮邸での妃殿下は早口で、お声も甲高い。職員の不手際をご注意なさる一方で、仕事に対して労われることは殆どなく、『それがあなたたちの仕事でしょう』とお考えになっています。実際に『あなた、うちで働けて嬉しいでしょう』『有難く思わないといけないわね』といった、実にシビアなお言葉を浴びせられた者もいます」

 ご家族に皇位継承権者をお二方抱えられる重圧たるや、想像に余りある。そんな状況下、あるいは完璧を期さねばとの気負いや責任感がもたらす「ご指導」なのかもしれない。が、それらを勘案してもなお、紀子妃の朝礼は苛烈を極めるようで、最近では宮邸の職員のみならず、宮内庁幹部までが出席しているという。

「宮家の皇族方に関する事務の統括責任者である宮務主管と、その部下である宮務課長が、千代田の庁舎へ出勤前、赤坂の秋篠宮邸での朝礼に立ち寄っているのです。あまりに人手不足かつ仕事内容が多岐にわたるゆえ、通常の態勢では立ち行かずにこうした措置が取られているのでしょうが、宮務主管とは本来、幅広く宮家全般のお世話に目を配らねばならない立場。いかに秋篠宮家が筆頭宮家であるとはいえ、行き過ぎた偏重は、業務の整合性の観点からも決して好ましいことではありません」(侍従職関係者)

 加地隆治・宮務主管にこうした点を尋ねると、

「報道室を通して下さい」

 と言うのみ。

 ハードワークを増幅させるかのような紀子妃の仮借ないご指導。その上でさらに職員に降りかかるのは、

「日常の仕事で、目まぐるしく方針が変わるのです」

 とは、先の事情通。

「妃殿下は、ご公務のスケジュールを細部にわたりギリギリまで検討なさいます。宿泊を伴う地方へのお出ましなど、通常では3カ月前に全行程が決まっていないと動線も決められません。毎年ご出席されているご公務については、その機会に合わせて現地で関係者に会われ、また施設を訪ねられるお仕事もある。妃殿下は『昨年はこちらに寄りましたが、今回はこの方に会わないと……』などと、ご訪問の内容や順番を熟慮なさるのですが、その内容が直前になってころころと変わる。そのたび宮邸の職員は、関係先との連絡など調整にてんてこ舞い。徹夜作業も珍しくありません」

 そもそも、

「御所や東宮では、オモテ(事務方)やオク(ご身辺のお世話)といった職務分担が明確にありますが、秋篠宮邸にそんな余裕はない。日によって職員の持ち場が変わり、妃殿下から『それはいいから、こちらをやって』と急かされるのです」(同)

 こうした「朝令暮改」もまた、完璧さを追求なさるゆえであろうが、前述のように現在、正規の職員では定員枠が埋まらず、

「荷物整理など雑用のために民間から短期で臨時採用され、春先に契約期間が終わったのち、呼び戻されて正規職員へと昇格した女性もいます。ですが、休みの日に宮邸から電話一本で呼び出されることもしばしばです」(同)

 次代に向けられた紀子妃のお気持ちは、いささか空回り気味と拝察されるのだ。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2019/01/11/200100秋篠宮家 破談で小室さんに補償も)