皇太子さま 大学で最後の講義 #nhk_news https://t.co/JGZ4tzCENh
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年1月23日
皇太子さまは平成15年から学習院女子大学で、ほぼ毎年、講義をされてきましたが、ことし5月の即位を前に今回が最後の講義となりました。
長年、水をめぐる問題の研究を続けてきた皇太子さまは、「40年の研究生活を振り返って」というテーマで1時間半にわたって講義を行い、大学時代に取り組んだ水上交通の研究などについて話されました。
この中で室町時代に港で徴収していた税の記録を丁寧に読み解くことで、あまり研究が進んでいなかった中世の瀬戸内海の物流を分析できたと振り返られました。
そのうえで、学生時代に培った歴史資料を丁寧に分析する姿勢が、その後、留学したイギリスのオックスフォード大学でのテムズ川の水上交通の研究や今も取り組んでいる古文書などの研究にも生かされていると話されました。
そして最後に「真理を探究していくということに大きな魅力を感じていますし、私の本当にやっていきたいことの一つであるという風に思っています。皆さんには学生時代、またこれからの社会生活で本当にやってみたいことに出会われることを願っています」と話されました。