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中央アフリカ共和国では6年前、イスラム教徒を中心とした武装勢力が政権を奪ったあと、キリスト教系の武装勢力との間で内戦に陥り、国連は1万4000人規模のPKO部隊を派遣していますが、激しい戦闘が続いています。

この内戦をめぐって、スーダンの首都ハルツームで停戦に向けた交渉が行われ、仲介したAU=アフリカ連合は、2日、政府と14の武装勢力の間で和平合意が結ばれたと発表しました。

合意の詳しい内容は明らかになっていませんが、焦点となっていた戦闘員の恩赦をめぐり合意に達したものと見られています。

中央アフリカ共和国の内戦は、宗教間の対立に加え、ダイヤモンドや金など天然資源をめぐる争いも激しさを増しています。

ユニセフ=国連児童基金によりますと、150万人の子どもが食料などの支援を必要としているほか、数千人の子どもが兵士として動員されるなど深刻な人道危機が深まっていて、和平合意の着実な実行が今後の課題になります。