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メルケル首相は5日午前、東京・港区にある慶應義塾大学を訪れ、集まった学生たちおよそ200人から拍手で迎えられました。

学生たちには1時間にわたってメルケル首相に自由に質問する機会が設けられ、手を挙げて次々と熱心に質問していました。

このうち、日本とドイツの関係を尋ねる質問に対して、メルケル首相は「日本とドイツは地理的には離れているが、安全保障でも経済の面でもアメリカとのつながりが深い点で似通っている」と指摘しました。そのうえで、「日本とドイツは、多国間貿易の枠組みの構築に力を入れていく」として、米中の貿易摩擦によって各国の産業が影響を受ける中、連携を強化していく考えを示しました。

ドイツの脱原発政策について尋ねる質問に対しては、「ドイツは3、4年で原子力を使わない国になるが、各国は自分なりの決定をしなければならない。ただ、日本では原子力に対する批判的な議論がないように思う」と述べました。そのうえで、「原発が稼働している間、危険性があるのは事実だ。廃棄物をどう処理するかは何十万年も問題であり続ける」と指摘しました。

男女平等の社会を成し遂げるために学生の立場でできることは何かという質問には「チャンスを前にすると女性はためらいがちだが、多くの男性はすぐにつかまえている。女性にもいち早くチャンスをつかんでほしい」とエールを送っていました。

このほか、首相としての生きがいについては「いつも興味深い話をしてくれる人たちと会えて、刺激を受けられることはとても楽しいし、問題を解決をすることにも喜びを感じる」と答えていました。

参加した1年生の女子学生は「質問に対して予想を超える答えやそれ以上の解決策について意見を教えてくれて、とても優しい方だと感じた」と話していました。

メルケル首相は5日午後、ドイツの大手電機メーカー「シーメンス」の社長や、「NEC」の役員といった日独両国の企業の代表などおよそ200人が出席する都内の会合で講演しました。

この中でメルケル首相は「アメリカのトランプ大統領の強硬な通商政策のために、世界のあちこちで関税の引き上げなどが議論されている」と述べ、保護主義的な通商政策を取るトランプ政権を批判しました。

そのうえで、今月1日に発効した日本とEU=ヨーロッパ連合のEPA=経済連携協定について「これまでにないような関係をもたらし、双方の貿易が活発になるだろう」と強い期待を示しました。

またメルケル首相は、経済のデジタル化に不可欠なデータの収集や管理について「アメリカでは大量のデータが民間企業の手にあり、中国では国家が管理している」と述べ、問題点を指摘しました。

そのうえで「安倍総理大臣がG20サミットの議長としてデータ管理の問題を議論するとしていることを歓迎する」と述べ、データの管理についても国際的な多国間協調の中で議論すべきとの考えを示しました。

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