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 京都の高校のトップを切って、京都市北区洛星高で9日、卒業式が行われた。3年生208人が、勉学やスポーツに励み友人たちとの思い出が刻まれた学びやを巣立った。

 式では阿南孝也校長(64)が「全ての人が安心して平和に暮らすことができる世界構築のために貢献する人になってください」と式辞を述べた。その後、卒業生一人一人に卒業証書が授与された。

 卒業生代表の小金丸一輝さん(18)は「現代の匿名性ゆえに配慮の欠けた言葉の海に流されることなく、学びの中で得た言葉をもって正しい方向に導く羅針盤でありたい」と決意を誓った。

 同高では、受験生が国公立大の2次試験や私立大入試に向けた勉強に専念できるよう、卒業式を毎年2月上旬に行っている。府内の公立高の多くは3月1日に予定している。

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