英EU離脱修正案 メイ首相「来月12日までに議会採決」 #nhk_news https://t.co/QBlgsjoWWA
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年2月24日
イギリスのメイ首相は、離脱協定案が先月、議会で否決されたこと受け、EUに修正を求めたうえで、今月中に新たな案を議会に示す方針を示していました。
メイ首相は24日、アラブ連盟とEUの首脳会議が行われているエジプトで記者団に対し、「修正に向けた話し合いを続けているが、今週、議会に諮ることはない」と述べ、協議が難航する中で、当初の日程は延期せざるをえないことを認めました。
そのうえでメイ首相は、来月12日までには議会で採決を行う考えを示しました。
これに対し、野党からは離脱を来月29日に控え、時間切れとなるおそれがあるとの批判が相次いでいるほか、商工会議所も声明で「政府は政治の駆け引きを経済よりも優先させ、企業に先行きの不透明さを強いている」と非難しています。
イギリスでは閣僚からも離脱の延期が必要との見方が出ていますが、EU側でもオーストリアのクルツ首相が「来月上旬までにイギリス議会で協定案が承認されなければ、離脱を延期したほうがいい」と述べるなど、離脱の延期を検討するよう促す声が広がっています。