アルジェリア大統領選 現職5期目の立候補表明に抗議デモ #nhk_news https://t.co/o82ALOD3zg
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年3月4日
アルジェリアのブーテフリカ大統領は3日、国営テレビを通じて声明を出し、来月18日に行われる大統領選挙に正式に立候補を表明して5期目を目指す方針を明らかにしました。
ブーテフリカ大統領は10代のころから旧宗主国であるフランスからの独立闘争に身を投じて国民の尊敬を集め、今もなお強い権力を握っています。
しかし、82歳という高齢で長年、入退院を繰り返し、公の場にほとんど姿を見せていないため、再選を目指すことには批判の声が上がっていました。
また、アルジェリアの首都アルジェなどでは抗議デモが頻発する異例の事態となっていて、治安部隊がデモ隊に放水するなどして鎮静化をはかっています。
こうした中、ブーテフリカ大統領は、再選された場合、次の指導者に平和的に権力を移行するための措置をとったうえで速やかに次の大統領選挙を行い、その際には、みずからは立候補しない考えを明らかにしていて今後の世論の動向が注目されます。