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森友学園の前理事長、籠池泰典被告(66)と妻の諄子被告(62)は、小学校の建設工事や幼稚園の運営などをめぐり、国と大阪府大阪市から1億7000万円余りの補助金をだまし取ったとして詐欺などの罪に問われています。

午後2時から大阪地方裁判所で始まった初公判で、認否を問われた籠池前理事長は「国策捜査をして国策逮捕、国策勾留は絶対に許せません。あらゆるものをすべて失いました。私と妻に対する口封じです。安倍官邸からの意向と官邸へのそんたくにより財務省が動くなどした重大な事件から、国民の目をそらせるために別件逮捕したのです」などと語気を強めました。

そして起訴された内容について「幼稚園の補助金の一部で事実と異なる申請をしたことは否めません。自分の非は率直に認めます」と一部を認めたものの、国の補助金に関してはだます意図はないとして無罪を主張しました。

捜査批判を展開する内容に対して途中、検察官が抗議する場面もありましたが、前理事長は「りんと咲く日の本一の夫婦花(めおとばな)」という句を詠んで締めくくりました。

一方、前理事長の妻は「全く関与していない」などと述べ、全面的に無罪を主張しました。