日本体操協会 女子選手に反省文の提出求める #nhk_news https://t.co/rCciYAXn7j
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年3月9日
この問題は、リオデジャネイロオリンピック日本代表の宮川紗江選手が塚原光男副会長と塚原千恵子女子強化本部長にパワハラを受けたと訴えたもので、体操協会が設置した第三者委員会は去年12月、「配慮に欠け不適切な点が多々あった」ものの、パワハラとは認定できないとした調査報告をまとめていました。
報告を受けて、体操協会では特別調査委員会を設置して、関係者の言動が協会の倫理規程に抵触していなかったかなど調査を進め、その結果を9日に開かれた体操協会の理事会に報告しました。
理事会では、宮川選手について、一部の言動が塚原強化本部長の名誉を傷つけたなどとして反省文の提出を求めることを決めました。
体操協会によりますと、すでに反省文は提出されているということです。
また、塚原副会長と塚原強化本部長の言動も不適切な言動があったとしましたが、去年12月の臨時評議員会で謝罪し、ともに任期満了で役職を退くことから、新たに対応を求めることはしませんでした。
このほか、具志堅幸司副会長とソウルオリンピックなどのメダリストで協会会員の池谷幸雄氏に、記者会見やテレビでの発言に問題があったなどとして、ともに会長厳重注意とすることを決めました。
また、9日の理事会では、体操協会の組織運営の改善などを検討するために設置した提言事項検討委員会の報告も受け、複数の外部有識者を理事に選ぶことなども決めました。