トランプ大統領 GMの生産停止を批判 CEOに再開要求 #nhk_news https://t.co/62DBOGmyFK
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年3月18日
アメリカのトランプ大統領は中西部オハイオ州にあるGMの工場で生産が停止されたことを受けて、17日、ツイッターに「GMのCEOとオハイオ州の工場について協議した。アメリカで経済が好調なのに工場が閉鎖されることに私は不満を抱いている」と投稿しました。
さらに「CEOは労働組合を批判したが、どうでもいい。私は工場を再開してほしいだけだ」と書き込み、CEOに操業の再開を直接要求したことを明らかにしました。
トランプ大統領は前日の16日にもツイッターに「トヨタはアメリカに135億ドルを投資する」と書き込んでトヨタを称賛する一方、「GMは違う形態か、別のオーナーのもとで工場を開くべきだ。GMは急がなければならない」とGMへの不満をあらわにしていました。
GMが生産を停止した工場があるオハイオ州はトランプ大統領の誕生を後押しした「ラストベルト」=さびついた工業地帯の一角で、大統領選挙では接戦が予想される極めて重要な州です。
トランプ大統領としてはGMに対する働きかけを強めることで、来年の大統領選挙に向けて雇用の確保に取り組む姿勢をアピールするねらいもあるとみられます。