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イギリスでは、EUからの離脱の条件を定めた「協定案」をめぐって議会が紛糾し、メイ首相は、当初、今月29日に予定していた離脱を来月以降に延期することを余儀なくされました。

こうした中、ロンドンでは23日、国の進むべき道は再び国民投票で決めようと訴える残留派の市民と超党派の議員が大規模なデモを行いました。デモの参加者は、EUの旗や「私たちに投票の機会を」などと書いたプラカードを掲げ、首相官邸前で、「離脱をやめよう」とシュプレヒコールを繰り返しました。

主催者によりますと、デモの参加者は去年10月に行われたデモの70万人を超えて100万人に達したとしています。デモに参加した人は、「参加者の増加は市民の怒りの表れだ」とか、「かつては離脱を支持していたが、EUから混乱なく抜ける方法はないとわかった。今後のことは国民投票で決めるべきだ」などと話していました。

メイ首相は、3年前の国民投票の結果は尊重しなければならないとして、2度目の国民投票の可能性を否定し、あくまでもみずからが取りまとめた「協定案」を議会で採決にかける構えを示しています。

しかし、離脱をめぐり国民のいらだちが広がる中、厳しい対応を迫られています。

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