ロシア疑惑は「国家への反逆」トランプ大統領 攻勢強める #nhk_news https://t.co/38X4WUO1q5
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年3月25日
ロシア疑惑ではバー司法長官が24日、特別検察官による捜査の結果、トランプ陣営とロシアとの共謀は認定されなかったとしたうえで、トランプ大統領による司法妨害も証拠不十分だという判断を示しました。
トランプ大統領は一夜明けた25日、記者団に「もっと早く終結すべきだった。このようなことが大統領に二度と起きてはならない」と述べました。
そして「大勢が非常に悪意に満ちた行為に手を貸し、国家への反逆と言える。関わった者たちは確実に調べられるだろう」と述べて、さらなる疑惑追及の構えを見せる野党 民主党をけん制しました。
一方で民主党が求める捜査報告書の全面開示については「司法長官次第だが、私は全くかまわない」と述べて、潔白の証明に自信をみせました。
民主党は、捜査の結果、犯罪としては立件されなくても多くの疑惑が残っているとして、議会に司法長官を召喚する構えを見せるとともに、独自の調査を進めるとしています。
このためトランプ大統領としては今回の結果を最大限に活用して攻勢をしかけ、みずからに有利な形で早期に幕引きをはかりたいねらいがあるとみられます。
ペンス副大統領は25日、ワシントン市内で行った演説で、疑惑は民主党やメディアがつくりあげたものだという認識を示し、「これで完全に潔白が証明された。もし民主党がさらに信ぴょう性のない疑惑に時間をかけようとしても、アメリカ国民は安心してよい」と述べて、さらなる追及の構えをみせる野党 民主党をけん制しました。
“トランプ氏困らせた弁護士が逮捕” 「ナイキ」を恐喝容疑 #nhk_news https://t.co/4Szq4KghRo
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年3月26日
逮捕されたのは、アメリカのトランプ大統領との不倫関係をめぐり、口止め料を受け取ったポルノ女優、ストーミー・ダニエルズさんの代理人を務めていたマイケル・アベナッティ容疑者(48)です。
ニューヨークの連邦地検によりますと、アベナッティ弁護士は、「ナイキ」の従業員が、高校のスポーツ選手やその家族に対して不法な金の支払いをしていると主張し、口止め料として2250万ドル、日本円でおよそ25億円を支払うよう脅したとして、恐喝などの疑いが持たれています。
検察によりますと、アベナッティ弁護士は全米が注目する大学のバスケットボール大会が開かれている今月中に記者会見を開いて、ナイキの不正を暴露するなどと脅していたとしています。
アベナッティ弁護士は、トランプ大統領に批判的なことでも知られていて、アメリカのメディアはトランプ大統領を困らせた弁護士が逮捕されたなどとして大きく伝えています。