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アメリカのバー司法長官は10日、議会上院の歳出委員会の公聴会に出席し、ロシア疑惑をめぐる捜査について、「トランプ陣営に対する情報機関のスパイ行為があったと思う。それが十分な理由に基づいて行われたかが問題だ」と述べ、今後、FBI連邦捜査局などによる捜査手法を検証する考えを示しました。

公聴会に先立ち、トランプ大統領は10日、記者団に対し、「違法な捜査であり、大統領降ろしのクーデター未遂だった」と捜査を改めて批判したうえで、「バー司法長官はよい仕事をしている」と称賛しました。

一方、野党、民主党ペロシ下院議長は、記者会見で、「バー氏はアメリカの司法長官であってトランプ大統領の司法長官ではない。あるまじきことであり、失望した」と批判しました。

民主党は「ロシア疑惑」をめぐる捜査報告書の全文の公開を求めるなど疑惑を追及する構えを見せていますが、バー長官が今回示した方針がロシア疑惑をめぐる攻防に影響するのか注目されます。